あいにくの花散らしの空模様となったが、4月7日母校にて第71回入学式が行われた。いつものように吹奏楽部の「威風堂々」と拍手に迎えられた新入生は8クラス318名。真新しい上履き、男女共にブレザー姿。なかには詰襟、セーラー服も。ほんの少し前まで中学生だったのだから、新鮮でよろしい。国歌斉唱に続き学年主任の高橋先生ら新担任による入学者呼名。ごく僅かだが緊張のあまりか無言の生徒もいたが、皆はっきりと返事をしていた。
新たに着任された大西先生による学校長式辞。「今日から豊多摩生の自覚を持って。第一に学力の向上を。次に自主自律、自由な校風だが自由とは責任ある行動の中に存在する。本気で挑戦を。保護者の方には健全な成長を支援するので、学校と連携しながら家庭での指導もお願いしたい」新入生誓いの言葉は男子生徒が「3年前の中学入学とは比べ物にならない緊張だが、一期一会の出会いを大切に、家族や保護者にありがとう。今後も見守ってください」
校歌紹介は昨年度の合唱コンクールで優勝したクラス、新3年生が登壇。いがぐり頭に詰襟の男子もいる。毎回練習後にグランドで応援歌を斉唱している野球部員かな。さすがに混声四部合唱の美しいハーモニーで美しい校歌を披露すると会場から大きな拍手が。ところが全員無表情で突っ立ったままは頂けないね。
ともあれ新入生諸君入学おめでとう!予報されたほどの春の嵐にはならず、桜も残って良かった。ほぼ間違いなく明るく超のんびりした校風に染まることになるだろうが、校長先生の話にあったようにまずは思い切り勉強に挑戦してみるのも一方だよ。
11期矢島
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