むしの会演奏会2016レポート

同窓生のたより

8月13日暑い土曜日に母校吹奏楽部OB会「むしの会」第32回演奏会が開かれた。会場は少し遠い三鷹市公会堂。第1部は全員黒ずくめの正装。意表を突く演出で指揮者は若い女性、高67期の松谷さんが登場しコンテストマーチ「マーキュリー」を披露した。しかし若手OBは別として、年ごとに演奏者の白髪や額の後退が目立つ。高22期谷田部会長の挨拶によれば「(衰えを感じている)先輩たちが果敢に音楽に取り組み、楽しく演奏する姿は後輩たちを大いに奮い立たせてくれます」とある。

第2部は現役部員たちが登場。府中の森芸術劇場で行われた東京都吹奏楽コンクールで銅賞を獲得した練習の成果「マーチ・スカイブルー・ドリーム」「With Heart and Voice」を演奏。13名の新人と本来なら引退する3年生も数名加わった約30名、例によって主力は女生徒だが、男子も少し増えたようだ。白Yシャツに赤ネクタイ、黒ズボンで若々しく熱演すると、素人耳にはOBと比べても遜色ない。

現役部員の演奏

現役部員の演奏

第3部は恒例のポップスパレード。各パート毎のラフな服装で活き活きと演奏。プログラムの締めは、すぎやまこういち作曲「ドラゴンクエストによるコンサートセレクション」。

ところで椙山氏といえば弟(高9期)と2人の妹(12、13期)がいずれも豊多摩同窓生で、文化放送勤務時代の同氏には我々TBC・放送部員がお世話になった、なんて話は知らないだろうなぁ。

それはともかく、アンコールの最初は「チキン」。ジャズセッションの熱気に包まれたまま、豊多摩高校校歌。ピアノは現役顧問で音楽科教諭の木谷先生がドラクエに続き担当された。
まず一番を演奏すると、最前列の現役諸君が振り向き会場の関係者と共に校歌斉唱。以前の楽器を置いて自分達だけで歌った頃と比べ格段の進歩。むしの会は普段から現役部員の指導に励んでいるそうだが、両者の絆を一段と感じさせた。

明るくゴージャスな演奏の第3部

明るくゴージャスな演奏の第3部

だが、同じように吹奏楽部OBが演奏する「西高の夕べ」と比べると、音楽的には甲乙付けがたいと思われるのだが、PR面では片や杉並区後援で区広報紙に掲載。当方はせめて今後の一般観客を増やすためにも「次回のお知らせを差し上げますから、よろしかったらお名前を」と参加者名簿の積極活用の検討を。そして同窓会の支援、結び付きも比べものにならない。物理的に総会とのコラボは無理としても、せっかくのイベント、同窓会としても活用すべきだろう。まずはともあれ、来年のむしの会定期演奏会には是非足をお運びを。きっと満足するコンサートですよ!
高11期矢島

お疲れさまでした!

お疲れさまでした!

むしの会の皆さんには、いつも素晴らしい演奏を聞かせていただいています。まだ聞いたことのない方、来年はぜひ!そして現役部員の応援をお願いします。(高36期嶋林)

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