第27回校歌祭(2019)レポート

今年もやりました。伝統ある都立名門校が集い、校歌や応援歌を競い合う「第27回東京校歌祭」。しかし当日10月27日は晴天だったものの、台風、大雨など嫌な天気がが続いたせいか人数が伸びなかった。

特に35期の現職教諭で合唱部顧問坂口先生の熱心な働き掛けにより、一緒に舞台に立つ予定だった現役の諸君がドタキャンに。これは前日に終了しているはずだった中間テストが台風で順延になったため。

こんな訳で杉並公会堂と懇親会だけの参加者を加えても例年より少ない90名だった。それでも参加全21校のトップクラス、おそらく第1位だったのでは。

常連高4期の桑野先輩から高6期6名、11期10名、18期12名、20期9名、26期8名と続き初参加の45期の女性会員迄。そして同窓会藤井理事長、応援歌の作詞作曲者10期石田氏。総会で講演された作家の33期松村さん、今年も姫路から駆け付けた18期重森氏。PTA豊川会長、そして今回も指揮者27期の脇本氏はじめ、最年長の19期森田氏ら吹奏楽部OB会・むしの会有志の皆さんにリハーサル室での指導を含め大変お世話になった。ありがとうございました。

去年も最高動員数を誇った我が豊多摩は今年のプログラム表紙でも明らかだが、少数精鋭でぴっしと整列している他校と比べ“いかにも”の感じでバラバラに並ぶ。

これを40期宮内さんが精力的なオーバーアクションで指示しながら整列させると、慌ただしくピアノに駆け戻り開演。美しい4部合唱の校歌が始まる。3番はクラリネット、トランペット、ホルンそして2基のファゴットの演奏と全員のハミング。勇壮な応援歌「豊多摩の健児我等」にも21期神村氏のトランペットが鳴り響く。

因みに今年も名門新宿高と戸山高の音楽教諭としてピアノを弾いたのは我が同窓生の30期小峰、36期間下両先生。

昨年から豊多摩を意識して盛り上がった西高がオオトリを務めるので注目されたが、大活躍した指揮者のオペラ歌手?のソロは無し。聞けばプロなのでブラバンがバックでは歌わないそうだ。

そして会場全員が起立、「仰げば尊し」の大合唱でお開き。何度聞いても歌ってもいい曲だ!

荻窪駅南口の居酒屋での懇親会はこちらも昨年より減ったが、半数以上の50人近くが参加。やはり同窓会総会のノンアルコールビールとは潤滑油の濃度が桁違い。ほぼ貸し切り状態で3時間、「豊多摩校歌を歌う会」18期柳田事務局長の司会で自己紹介の後は老いも若きも飲めや歌えや!お開きはトランペットの伴奏で校歌斉唱。来年も会いましょう!令和2年10月25日(日)です!

そして今年も26期近野氏がYouTubeにUPしてくれた。司会者のトチリを含めバッチリ映っている。検索しても見方の分からない方はお孫さんにでも聞いてください。

文:11期矢島 写真:高4期桑野、11期末廣

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