74回入学式が行われました。

同窓会ニュース

はやり言葉・平成最後の入学式が4月9日母校体育館で。恒例の拍手と吹奏楽部の演奏で新入生入場。あれっいつもの「威風堂々」ではないぞ。何と校歌、応援歌の旋律が組み込まれた行進曲。聞けば吹奏楽部の名物顧問で、芸大教授に転出された山本先生作曲の、その名も「トヨタマ・マーチ」。だが昔の話なので原譜に欠落した行方不明のパートがあるそうだ。我々凡庸な耳には全く分からぬが。

それはともかく、先月までは中学生だったブレザーに上履きも真新しい新入生8クラス317名。さすがに奇抜なスタイルはゼロ。新担任による入学者呼名では判読難解なキラキラネームが減り、男子は~太郎、女子は~子がちらほら復活。

初の女性校長吉田先生の式辞は府立十三中として設立された伝統を強調「素晴らしい校歌と共に、第2の校歌ともいうべき応援歌は10期の先輩が作詞作曲した」と紹介。まず、限られた時間で大いに学び、専門性に触れて主体的に授業に臨み、卒業後の道を選択して欲しい。次に社会にも目を向け、自主自律・自分で責任を持って考え、行動する事を諭された。最後に保護者席に向かって「大切なお子さんを預かり、責任を持って指導します。実り多い高校生活を祈ります」と結ばれた。

誓いの言葉は代表の女生徒が「希望と不安で胸いっぱいですが、良きライバルを作って競い合い高め合いたい。時には厳しく、時には優しく指導をお願いします」と述べた。

続いて先生方が登壇されて担任紹介。令和4年の華麗な卒業式を意識された訳ではないだろうが羽織袴の男性教諭も。

いつも通り昨年の合唱コンクール最優秀クラスによる校歌紹介。見事な4部合唱を披露した。一旦幕が下りると今回から始まった運動部有志の応援歌紹介。

練習後、暗くなった校庭で毎回斉唱している野球部はじめ、各部揃いのユニフォームで。ミニスカもいいが、いがぐり頭も交えピシッと整列。これぞ豊多摩の健児!まずアカペラで、続いて吹奏楽部の伴奏で“第2の校歌”大いに盛り上がった。

前夜の花散らし雷雨で校庭の山桜は散ってしまったが、二つの広いグランドに挟まれた旧「怠けの森」の桜は満開。日章旗や校旗がはためくポール共々気が付いた新入生は殆どいないだろう。

74期の諸君、合格そして入学おめでとう!本当に楽しすぎる校風だからね。校長先生の訓示通り、まず勉強だ!(自戒を込めて)。

来賓挨拶はひと言と言われながら、毎回ミコトの同窓会藤井理事長の言葉を借りれば“Boys, be ambitious!”
写真、文:11期 矢島

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