70期卒業式(2018年3月)レポート

雨の予報が見事に外れた3月10日、母校で70期の卒業式が執り行われた。

珍しく男子が指揮者の吹奏楽部演奏「威風堂々」と拍手に包まれて体育館に入場した卒業生8クラス309名。

こんな機会でないと、まず歌わない国歌斉唱に続いて卒業証書授与。担任に呼び上げられる名前はキラキラネームが目立ち、横文字も混じる。殆どが大小の差はあれど、返事をして起立。時折無言がいると、インフルで欠席かと振り返りたくなる。まとめて卒業証書を受け取るクラス代表は女生徒が主流。

大西先生による校長式辞は本日が東京大空襲の日だったと触れられ、3年前彼らの入学式での前校長奈良先生の言葉を引用。「自主・自律を重んじる自由な校風は、『自身の言動が及ぼすであろう、周囲への影響や他者への配慮を欠いた、低次元の自由とは全く異質である』と深く認識して欲しい」と述べられて校歌三番「…友垣の結びぞ固き」を紹介。「自ら考え行動する力、自主・自律の精神、思いやりと規範意識を持って、夢に向かって進んでください」と結ばれた。

2年生学友会長の送辞「託されたバトンを大きく育て、後輩を花と挨拶で迎えたい」。これに女生徒が答辞「戻らぬ過去になってしまったが、これからの糧になると確信している。先生方や後輩そして家族への感謝をはっきりと言います」と熱弁を振った。

谷川先輩の詩朗読、来賓も起立しての校歌合唱、そして家族席へ振り向いて歌う「旅立ちの日に」。パフォーマンスと称する悪ふざけも無く、落ち着いて暖かい祝福に満ちた式だった。

それにしても男子はちらほら、女生徒は殆どが振袖に袴姿。以前来賓の都議が制服で並ぶ杉高との違いにびっくりしていたが、親御さんの負担も大きかろうに。“はれのひ詐欺騒ぎ”があった成人式でも使えるか。大きなお世話はともかく、70期の諸君卒業おめでとう!

成人年齢引き下げも決まったが、新たに選挙権を得た政治と共に同窓会活動にも大いなる関心を!

写真・文:11期矢島