平成28年度同窓会総会(2016)レポート

 恒例の10月最終日曜23日、28年度同窓会総会が母校で開催された。来賓の大西校長、飛田副校長両先生はじめ野上PTA会長、お世話になった先生方10名、会員130余名が参加した。

 古澤事務局長の司会でまず校歌斉唱。高3期羽山氏指揮、35期現職教諭坂口先生のピアノ。藤井理事長に続いて挨拶に立たれた大西先生は「24代校長として雪谷高校から着任した。同窓会の支援に感謝すると共にPTAらと協力して生徒を育てて欲しい」と語られた。会務、会計報告に続き、目下理事会の最大検討テーマである進学奨励金について、作業部会担当の川原口理事から骨子の説明があった。この新制度は返済不要の給付型で来年度のスタートを目指している。

記念講演は米ピッツバーグ大学名誉教授で、高3期本山悦郎氏による「アメリカ半世紀(半生記)」

まず豊多摩の思い出として、スマートな校歌が初披露された日の興奮。文武両道の黄金時代で東大にも数10人が合格、自身も山岳部キャプテンとして冬の富士山登頂を成功したことなどを挙げられた。

友人の影響で生物や医学に興味を持った事が、その後の人生を決定した。千葉大医学部からフルブライト基金の留学生試験に合格してペンシルベニア大へ。ほんの1年程度のつもりが、半世紀を越えてしまった。目を見張るばかりの桁外れに豊かな超大国アメリカが、ベトナム戦争を機にみるみるうちに凋落、日本の庶民の方が贅沢に思えた時期もあった。トランプ現象にも話題が及んだが、今でも1万人以上の中近東からの難民を受け入れていた移民大国アメリカ。幼児期から自己表現を訓練させられ、学歴の有無にかかわらず大勢の前で立派に喋ることが出来る。

見ず知らずの他人の子でも差別なく人前でほめ、諭す。時折帰国すると、電車の中で子供が泣き叫ぶ声を聞き”あー日本なんだな”と実感する。

等々予定時間をオーバーして熱弁を振るわれたが、留学生が激減していると嘆いておられたようにオールドボーイよりも現役の諸君に聞かせたかった。

この後会場を生徒ホールに移し、ノンアルコールビールと高級茶菓子の懇親会。

中1期桝谷氏はじめ、中3期宮部、福島両氏ら高5期までの大先輩が20名を超えた。そして今回もお約束通り20期以降が寂しくなり、30期以降は50歳記念の呼び掛けに応じて女性を中心に14名が集まった36期以外は各期1名が目立ち始め、40期台は僅か2名、50、60期台に至っては、所用で昼から早退した役員1名の他は影も形も無し。

卒業後半世紀の19期が25名、還暦の26期は8名と今回も呼び掛けに応じた諸君に辛くも支えられている。わが校だけの深刻な問題ではないが、連中の無関心。何とかならんかね。ノンアルコールより遥かに盛り上がる本物のビールが飲める外部の会場とか、大むかしダンスパーティが賑わったが、昨今の独身貴族増加対策を兼ね婚活パーティ案も飛び出しているけれど、若人のアイデア大募集!

そして、同期の友人ゼロ、つまりたった1人の参加者だった君が、あなたがこれに懲りず来年も総会へ、願わくば友人を誘って来てほしい。

11期 矢島