母校卒業式レポート

平成24年3月10日(土)、母校にて第64回卒業式が挙行されました。

あいにくの雨模様で、今年はとても冷え込みが厳しい中でしたが、卒業式が行われたアリーナは大勢の列席者でいっぱいでした。
吹奏楽部の生演奏の中、卒業生が入場。
卒業証書授与式では卒業生282名が名前を呼ばれ、各クラス一名ずつ代表で卒業証書を受け取りました。
代表者たちは卒業証書を受け取った後、特にパフォーマンスをすることもなく、やや緊張した面持ちで壇上を降り、証書授与は粛々と執り行われた感がありました。
数年前に参列した時は、入場の列もばらばらしていて、まとまりのない感じでしたが、今回は列も整然としていて、名前を呼ばれた時も数名が若干自分の名前を復唱してから返事をするというパフォーマンスを見せていた程度で、それほど奇をてらったものはなく、授与式としてはきちんとした感じがしました。これは後半にある生徒によるお別れの会のために、まずは前半きちんとしておこうという意もあるのかと思いました。

男子はほとんどがスーツ姿、女子は袴姿とドレス姿が半分ずつくらいでした。

田中校長先生の式辞挨拶は東日本大震災について触れられてから、卒業生の門出を静かだが力のある言葉を贈られました。
東京都教育委員会からの挨拶に続き、卒業生代表の送辞、在校生代表の答辞がありました。
谷川俊太郎氏の詩「あなたに」の朗読は男子1名女子2名で行われ、今年は特に「水のイメージ」が心に重くのしかかるようでした。
毎年この詩を朗読して長い年月が経ちますが、今年の卒業生そして在校生はこの詩をどう思っているのでしょうか。火と水と人間のイメージをどのようにとらえているのか、ふと知りたくなりました。

来賓紹介では同窓会の藤井理事長が大きく張った声で同窓会へ歓迎の意を表しました。

祝電披露は転出された先生方からのメッセージが読まれ、卒業生の中から時折声が上がっていたのが印象的でした。

母校在籍最後の校歌斉唱、四部合唱の美しい旋律は、高校生ならではの力強くのびやかな声がアリーナいっぱいに広がりました。

いったん休憩として来賓の皆さんは退場、準備が済んだら次は生徒主催の「第二部」です。
こちらは荘厳な雰囲気の「第一部」の卒業証書授与式とはがらりと趣を変え、にぎやかなダンスパーティをイメージしたステージで幕を開けました。
軽音楽部の軽快な演奏と共に「ハイスクールミュージカル」のようなにぎやかなダンスと歌が、舞台いっぱいに広がりました。

その後はお笑いのステージがいくつか続き、映像は3年生の担任の先生方をドッキリに巻き込んだり、クイズで笑わせたりと先生方も楽しそうにしているものがスクリーンに映し出されていました。

最後に野球部とサッカー部のキャプテンが終わりの言葉を。
野球部の主将はユーモアたっぷりなスピーチでさらりとしていましたが、サッカー部のキャプテンは、これまでのリーダーとしての苦労や苦悩を述べ、最後は涙ながらの言葉となり、会場は皆静かに聞き入っていました。

豊多摩らしい、知的な部分も見せつつのとても良い「第二部」だったと思います。
音楽・演劇・文芸・スポーツ、様々な分野で青春を謳歌した生徒の皆さんが、これからまた社会人として花開くための準備へ一歩近づいたと思います。心より門出をお祝いいたします。

卒業おめでとうございます。
(36期嶋林)

投稿者: 編集部

高36期 理事です。

コメントをお願いします。