むしの会定期演奏会が開かれました

セシオン杉並7月18日・海の日に母校吹奏楽部OB会「むしの会」第27回演奏会がセシオン杉並の大ホールで行われた。

東日本大震災の影響で、会場設備の安全点検など開催を危ぶまれたが、好天にも恵まれ、同好会時代の初代顧問を引き受けられた櫛部先生はじめ、豊多摩関係者ら客席は8分以上埋まる。
会場入り口

プログラム第1部は全員がフォーマルなスーツ姿。
全員フォーマル

末政氏・写真左特に唯一のクラシック、ワーグナー作曲ローエングリンより「エルザの大聖堂への行列」では、ドイツ在住で歌劇団オーケストラのプロ演奏家末政氏(24期)がオーボエの美しい音色を披露。
氏はこのコンサートに合わせて一時帰国したそうだ。

現役生演奏第2部は昨年、中間試験のため参加できなかった現役部員が2年ぶりに登場。
白ワイ、赤タイ、黒ズボン30名余りの部員は例によって8割が女生徒。
やや緊張したステージだったが、「南風のマーチ」は全国高校吹奏楽コンクールの課題曲。現役の諸君は8/12(金)15時から府中の森ホールで地区予選に出場するそうだ。応援をよろしく。

むしの会演奏
第3部は服装もぐっと砕けてむしの会の本領発揮。近隣の家族連れを意識してか、ディズニー映画14曲メドレーや、ウルトラ大行進ではホルンの競演で怪獣の雄叫びを。
ホルン部隊
中でもプログラム最後の曲、ホップスステージの目玉はラテンナンバーから「マンデカ」。
特別会員として現職の樋口先生もトロンボーンで加わった50人余の団員は完全にノリノリ。客席も大きな熱い手拍子でまさに一体となって盛り上がる。
盛大なアンコールに応えた曲は現役も加わって「星条旗よ永遠なれ」。
谷田部氏挨拶あれっ校歌はどうしたと思ったら、指揮を務めたむしの会谷田部会長(22期)がにこやかに挨拶。「今日初めてメンバー全員が揃って演奏できた。母校でもこの日のために練習を重ねたが、豊多摩は当時とすっかり変わってしまった。でも全く変わらないもの、それは校歌です!」なんと全員が楽器を置いて、美しい校歌を四部合唱。
この意表を突いた演出も大変良かったが、やはり次回から校歌は本来の演奏で。
そしてわれわれも客席から一緒に歌いたいね。

司会の桝山さん司会の桝山さん(36期)によれば「曲目選定会議」という飲み会を何度も続けたそうだが、ドラムを熱演した関根団長(38期)がプログラムに「演奏会には膨大な時間とエネルギーが。それは決してオーバーでなく、魂を懸けた体当たりの作業です」と述べている如く、せっかくのこの素敵なコンサート、母校やPTAそして同窓会とも更に結びつきを強め、地域に輪を広げたもっと大きなイベントにしないと本当に勿体ないと痛感した。

3部演奏中演奏中2演奏中3

集合写真

11期 矢島 写真:38期松原

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